岐阜県(岐阜・老舗)
ある土曜日の昼、用事で名鉄犬山線に乗る予定があったので、その後の行動を思案。4時頃には用事が終わるので、そのまま新鵜沼駅まで行って「つたや」に寄っていこうと画策。当日こちらの方面に別の用事があった妻に迎えに来てもらえるという願ってもない展開…
いつものように岐阜市の柳ヶ瀬商店街をぶらぶら。この日は「岐阜城楽市」効果なのか、なかなかの人出。柳ヶ瀬本通りから日ノ出町の方へ行くと、以前と景色が違う。とうとう旧・長崎屋(2002年閉店)が解体され、向こうから日が射しているのだ(写真下)。空…
昔からずっとある岐阜市神田町の精肉店「岐阜屋」。創業して100年以上だとのこと。店舗のすぐ横は人気の焼鳥屋「みずき」に上がっていく階段(ちなみに「みずき」の主人は東京に店を出したそう)。この日は用事があって店の前を歩いていたら金曜特売でメンチ…
久しぶりに岐阜市松鴻(しょうこう)町の食堂「とんかつの松屋」へ。人気で昼は特に混み合うので避けていた。この日は他の店を探す時間が無く、覚悟を決めて店へ。運良く駐車場はすぐに停められたが、店の前の広くない道路には駐車場待ちの車が何台も。店先…
バスで移動していたある休日、ふと思い立って岐阜公園に行ってみた。織田信長像のある正面(?)から入るのは初めてかも(笑)。まだまだ暑い日が続くので歩いていると汗だくに(訪問9月半ば)。強い日差しを避けてちょっと休憩に寄ったのは公園内の茶屋、創…
暑い、暑い。とうとう亜熱帯になってしまった日本。まだ雨が全然降っていなかった8月の半ば、向かったのは岐阜市金竜町の路地にあるアイスクリーム屋「平工アイスクリーム店」。創業は昭和22年(1947)。こちら安くて美味しいアイスやかき氷がいただけるのだ…
かつては旧・岐阜市役所前にあった和菓子の「松田屋」。創業は昭和25年(1950)。市役所の移転に伴って人の流れが変わり店を畳み、元々工場のあった多賀町に装い新たに店を構えた。普段あまり通った事の無い路地を行き、近くの駐車場に車を停める。まだ真新…
昼にはちょっと遅い時間帯。軽く腹に入れたいなと寄ったのは岐阜市神田町の「かまた」。時分どきだと外に待ち客があふれていることも多いが、さすがに外れた時間とあって誰も居なかったのでドアを開けた。開けてビックリ、満席の盛況ぶり…。若い客ばかりでま…
久しぶりに柳ヶ瀬商店街、弥生町の「寿司よし」へ。創業は昭和26年(1951)。ちょうど通りかかって女将さんが暖簾を掛けていたところだったので昼はここにしようと暖簾をくぐった。まだ口開けすぐの時間だったのでしっかり準備が整っていないようだったが、…
ある休日の朝、車で岐阜市内を走行。この日は朝食を摂っていなかったので、どこかへ行こうか思案。早く店を開ける京町の「更科」の前を一応通ってみる(開店10時)。ここのところ休日ともなると駐車場待ちの車列が出来るこの店も、まだ早い時間とあって駐車…
久しぶりに岐阜市岩井の延算寺近くにある田楽の「岩井屋」へ。市中心部から離れ、さして交通の便も良くないのにいつも賑わっているこの店。この日も味噌の焼けるいい匂いが漂う駐車場に車を停めて中に入ると、何組もの先客が食事をしていた。靴を脱いで入れ…
市バスに乗って岐阜市黒野にある和菓子の「与志屋老舗」へ。創業は江戸時代後期だとのこと。現在は8代目だと伺ったことがある。以前こちらの名物の「志ら玉餅」目当てで入ったことがあるが、その時は時季を外していて買えなかった。この日は店先にしっかりと…
岐阜市の神田町通りにある洋食喫茶「かまた」。創業が古いことは知っていたが、ある記事で創業は昭和23年(1948)だと知った。店名の「かまた」もきっと苗字か何かだろうと思っていたら、創業した祖父が飲食を始める前に蒲鉾屋を営んでいて「かまぼこ屋の太…
岐阜市の伊奈波神社参道にある創業明治40年(1907)の洋食屋「あじろ亭」へ。この日は年配の客でほぼ満席の盛況ぶり。一番奥の席だけ空いていたので給仕の男性(息子さん?)に案内された。品書きにテープで貼ってある、もうあと数日で提供が終わるだろう「…
クラシックな洋生菓子が並んでいる岐阜県笠松町の「パティスリー小菊」を再訪。すれ違うのに難儀するような細い道を抜けて店横の駐車場に車を入れた。店内のガラス・ショーケースを眺めてみると、前回買い逃した「サバリン」のトレイがまたもや空…。女将さん…
ある春の祝日に岐阜市の伊奈波神社参道にある和菓子の「松花堂」へ。創業は大正5年(1916)。店の前を通ったらガラス木戸に朱で「さくら餅」と書かれていたので、今のうちに買わないとと立ち寄る(訪問3月末)。戸を引いて中に入り声をかけるも、誰も出てい…
久しぶりに岐阜市中竹屋町のしっとりとした雰囲気の通りにある「長崎屋本店」へ。店の前は車の通りが少ないし、この日は雨だったので余計に静かで落ち着いた雰囲気。こちら創業が享保5年(1720)というから300年以上(!)と言う凄い歴史のある和菓子の店。…
ある祝日に岐阜市役所北の洋食屋「あかつき」に向かうも閉まっている。以前は日曜以外は開いていたと思ったが…。仕方なく行き先を変更して、同じく日曜休みの八ツ寺町の「三河亭」へ。途中休業はあれど創業明治27年(1894)と岐阜市では屈指の歴史の店。店に…
2月に入ると園内に植えてある色々な種類の梅が咲き始める岐阜市の梅林公園。特に花を愛でるのが好きという訳ではなくどちらかというと”団子”だし、園内は梅の木が乱立しているので風情はあまり感じられないが、何やかんや言ってほぼ毎年訪れている。一番賑わ…
岐阜バスのスマホ専用のフリー・チケットを使って北方町辺りを散策。下尻毛(しもしっけ)の幹線道路沿いで大きな和菓子屋を見付けたので、妻へのお土産を買いに入ってみることにした。昭和23年(1948)創業(未確認)という「末廣屋本店」。この新しい店舗…
キムタク騒動の後、岐阜市内は人通りも元に戻って静まり返り、平常運転。まさに夢の跡(笑)。閑散とした柳ヶ瀬商店街を抜け、時々酒場使いしている西柳ヶ瀬の鰻屋「田なかや」へ。暖簾をくぐり、テーブル席の1つに腰掛けた。先客は2組程。テレビこそ点いてい…
岐阜バスに乗って北方町へ。「かどかど」で1杯やった後に向かったのは、以前も訪れたことのある麺類食堂「おかだ」(※”だ”は変体仮名)。具体的な創業年は分からないが100年以上前から製麺をしているのだという。店に入って消毒・検温した後に漫画がずらっと…
通っていた漬物屋が廃業してしまったので訪問頻度は少なくなっているが、時々立ち寄ってブラブラと歩くことの多い岐阜市の美殿町商店街。久しぶりに和菓子の「甘泉堂」に入ってみた。創業は明治12年(1879)。ご高齢の朗らかな主人が応対して下さる。ガラス…
先日、岐阜市の柳ヶ瀬商店をブラブラと散歩。昼はどこにしようかななんて考えて歩くが、あちらこちらの店舗の様子が変わっているのが目に付く。コロナ禍に物価高が重なって、商売の行く末を案じて店を畳むところも多いようだ。神田町通りにある創業大正3年(…
笠松町の人気手打ちうどん店「角浅」へ。店舗を新しく建て直してからはや3年程経つが、新規開店当初に寄って駐車場がいっぱいで引き返したので、新しい店に入るのは今回が初めて。以前の昭和のうどん屋然とした店構えからモダンな店に様変わりした。中休みを…
岐阜市内でも屈指の古い食堂「魚半」へ。少し前に訪れた時は臨時休業で振られてしまった。日を変えて訪問。近くにある1台だけの駐車場(表記無し)に車を停めて暖簾をくぐると何と満席。「ごめんなさい、ちょっと満員で…。」と言われ出直すことに。先に用事…
酒のつまみに刺身湯葉でもと久しぶりに岐阜市本町の「湯葉勇」へ。創業は慶應3年(1867)という凄い歴史のある店。この辺りは寺社も多いし、多くの料亭がこちらの湯葉を使っていると聞く。店に入るとすぐ脇に事務スペースがあるが、奥はそのまま作業場といっ…
途中8年間のブランクはあれど創業明治27年(1894)という長い歴史を持つ岐阜市八ツ寺町の洋食屋「三河亭」へ。日曜休みの店なのでなかなか寄れないが、この日はたまたま平日に車で店の前を通るとちょうど娘さんが店を開けているタイミングだったので店前の駐…
古い建物もポツポツと残る岐阜市今町で100年以上の歴史を持つ食堂「東亭」へ。階段を昇って店内に入ると、この日はまだ先客はゼロ。いつも座るテーブル席に腰を下ろし、調理場の壁に掛かる品書きを眺める。何を食べようか決めてはいなかったが米を食べたいナ…
岐阜市神田町の洋食喫茶「かまた」。最近は休日の昼ともなると外に待ちが出ていたりするし、かといって夕方は早仕舞いするのでなかなか伺う事が出来ない。この日は昼の開店してすぐの時間に店に飛び込んだ。一緒に入った年配男性客は、入るなりビールを注文…